公益社団法人日本プロボウリング協会より、令和7年（2025年）のプロボウラー資格取得テストの合格者が発表されました。今年度は男子23名、女子10名、合計33名の新たなプロボウラーが誕生しました。

注目の合格者たち

今年の合格者の中でも特に注目されたのが、立花仁貴（たちばな ひろき）選手。京都府出身、右両手投げの16歳で、史上最年少でのプロ合格（16歳88日）を果たしました。男女通じて過去最年少という快挙で、今後の活躍が大いに期待されます。

また、2023年の「第17回MKチャリティカップ」優勝者・西山翔悟（にしやま しょうご）選手（40歳・千葉県）は、実技免除での合格。最年長合格者として貫禄のスタートを切りました。

さらに、倉持悠人（くらもち はると）選手（19歳・茨城県）が男子実技トップ合格を果たしました。若干19歳のフレッシュな実力にも注目が集まります。

そのほかにも、26期生・豊田結花里プロの次男、豊田晃平選手（26歳・大阪府）が合格し、親子でプロというボウリング一家の新たな歴史が始まります。

女子トップ合格は茨城の若手、後藤光々音選手

女子のトップ合格を果たしたのは、後藤光々音（ごとう ここね）選手（19歳・茨城県）。2回目の挑戦で見事にトップ合格を掴みました。

また、プロボウラーの妻として新たにプロ資格を得た合格者もいます。59期生・田中椋也プロの妻、川口茉紀（32歳・石川県）や、43期生・鈴木辰哉プロの妻、鈴木李音（24歳・埼玉県）らが合格しています。

デビュー戦情報

新人プロたちは、以下の大会を皮切りに公式戦デビューを果たす予定です。

• 男子選手は：
  　5月20日（火）、27日（火）、28日（水）開催「シーズントライアル2025スプリングシリーズ」

• 女子トップ合格の後藤光々音選手、および男子の西山翔悟・倉持悠人選手は：
  　5月24日（土）・25日（日）開催「Glicoセブンティーンアイス杯」

• その他女子新人は：
  　6月3日（火）開催「2025年度下半期女子トーナメント出場優先順位決定戦」

まとめ

今年も多彩なバックグラウンドと可能性を秘めたプロボウラーが誕生しました。史上最年少合格者の誕生から、親子・夫婦でのプロ入りなど、ドラマチックな背景を持つ合格者が揃い、今後のトーナメントでの活躍に大きな期待が寄せられます。

新たにスタートを切る33名のプロボウラーたちに、温かいご声援をお願いいたします。