シンガポールのシェイナ・ンが予選2ラウンド終了時点で首位に!
2025 PWBAトピカオープン

2025年のPWBA(プロ女子ボウリング協会)シーズン開幕戦「Go Bowling トピカオープン」は、熱戦の幕を開けています。トピカのウェストリッジ・レーンズで行われた予選ラウンドの結果、シンガポールのシェイナ・ン選手が全体のトップに立ち、残る25名のうちの筆頭として注目を集めています。

シェイナ・ンは12ゲームで合計2,648ピンを記録。
42フィートの難しいオイルパターンにもかかわらず、平均スコア220以上という安定した成績を見せました。これは、今回の大会で高得点を出すのが難しい中での非常に価値ある結果です。

 

■ 上位選手のスコア(トップ5)

  • ブリアナ・クレマー(サウスカロライナ州クローバー) – 2,575ピン

  • ロシオ・レストレポ(コロンビア) – 2,569ピン

  • ブライアナ・コテ(アリゾナ州ツーソン) – 2,562ピン

  • ベリティ・クロウリー(イングランド) – 2,557ピン

■ 6〜10位の選手

  • ローレン・ルッソ(ミズーリ州オーファロン) – 2,555ピン

  • リンジー・ブーマーシャイン(ユタ州ブリガムシティ) – 2,530ピン

  • ナターシャ・ロスラン(マレーシア) – 2,504ピン

  • ダイアナ・ザブヤロワ(ラトビア) – 2,503ピン

  • ジェン・ヒギンズ(オハイオ州ルイスセンター) – 2,498ピン

なお、木曜日のプレ予選をリードしていたマレーシアのギリアン・リム選手は、合計2,425ピンでギリギリ25位に滑り込み、土曜日の第3ラウンドに進出を決めました。

 

シーズン初戦に向けての準備と心構え

シンガポールのエース、シェイナ・ン選手はオフシーズン中に自身の技術を微調整してきたとのこと。今大会では、その成果がしっかりと現れています。

今シーズンの目標は“柔軟な心を持つこと”でした。何が起こるか分からない中で、自分のルーティンに集中し、良い投球を心がけています」と語る彼女は、冷静さと集中力でリードを保っています。

今年は、彼女以外にもシンガポールから計7人の選手が参戦。これは、国際大会のスケジュールが柔軟になったことで実現し、多くの若手にツアーの経験を積ませる良い機会となっています。

私が一番多くのことを学び、自立できる場所はこのプロツアーです」とン選手は話します。
ここでの経験は若手選手にとっても非常に貴重で、世界で戦う力を養う場所になります。

 

次なるステージへ

予選を突破した25名は、土曜日午前10時(米東部時間)から第3ラウンド(6ゲーム)に挑戦。
18ゲーム終了時点で上位12名がさらに最終予選ラウンド(6ゲーム)に進出。
その後、上位5名が同日午後7時30分から行われるステップラダー形式の決勝に進みます。

開幕戦から白熱する展開を見せるPWBAツアー。シェイナ・ン選手を筆頭に、世界中から集まった実力者たちが今後どのようなドラマを見せるのか、ファンの期待は高まるばかりです。