
元ウィチタ州立大学チームメイト、PBAプレイヤーズ選手権マッチプレーに進出
ウィチタ州立大学の元チームメイト3人が、大学時代の成功をそのままに、プロの舞台でも存在感を示しています。TJ・ロック、アレック・ケプリンガー、ライアン・バーンズの3選手が、2025年PBAプレイヤーズ選手権のマッチプレー進出を決めました。会場はミシガン州ジャクソンにあるデイビッド・スモールズJAX 60です。
20歳のイーサン・フィオーレがリード
大会第4のメジャーである今大会では、20歳の新星イーサン・フィオーレが32ゲームを終えて平均228以上を記録し、トータルピン数7,308(+908)で首位に立っています。使用オイルパターンは37フィートのドン・カーターモデル。
2位には2023年優勝のケビン・マキューン、3位には2019年王者のアンソニー・サイモンセンが続いており、アルトゥーロ・キンテロとニック・ペイトがトップ5を締めくくっています。
ウィチタ州立出身の3選手が大躍進
ケプリンガー、ロック、バーンズの3選手は、2020年から2023年にかけてウィチタ州立大学でともに活躍。2021年と2023年にはインターカレッジチームチャンピオンシップで優勝、2022年には準優勝に輝きました。
ロック選手は「大学時代から常にお互いを高め合ってきた」と語ります。
「金属と金属がぶつかり合うような感じです。常に競い合い、より良くなろうとしています。互いに一番になりたいという気持ちが、PBAツアーに向けた準備にもなっています」
ロックは木曜のアドバンサーズラウンド終盤に一時トップ5に入りましたが、194と151というスコアで16位に転落。その後キャッシャーズラウンドでは、165、191、213、176と苦戦し23位まで後退しました。しかし、ラウンド後半に257、222、269、289という驚異的なスコアで追い上げ、見事7位でマッチプレー進出を果たしました。
「自信を失いかけていましたが、自分を信じなきゃダメだと気づきました」
現在の成績(32ゲーム終了時点)
イーサン・フィオーレ – 7,308(+908)
ケビン・マキューン – 7,153(+753)
アンソニー・サイモンセン – 7,143(+743)
アルトゥーロ・キンテロ – 7,083(+683)
ニック・ペイト – 7,075(+675)
アレック・ケプリンガー – 7,065(+665)
TJ・ロック – 7,064(+664)
ライアン・バーンズ – 7,061(+661)
ティム・フォイ Jr. – 7,058(+658)
クリス・ヴィア – 7,051(+651)
ブーグ・クロル – 7,045(+645)
ジェイソン・ベルモンテ – 7,019(+619)
アンドリュー・アンダーソン – 6,992(+592)
パトリック・ドンブロウスキ – 6,989(+589)
スチュ・ウィリアムズ – 6,942(+542)
ジェイソン・スターナー – 6,941(+541)
今後のスケジュール
マッチプレーは金曜日に2ラウンド行われ、合計48ゲーム(ボーナスポイント含む)終了時点で上位9名がチャンピオンシップラウンドに進出します。
【4月11日(金)|BowlTVにて配信】
午前11:00 – マッチプレー第1ラウンド(8ゲーム)
午後6:00 – マッチプレー第2ラウンド(8ゲーム)
【4月12日(土)|FS1(アメリカ東部時間)】
午後7:00 – プレリム(5〜9位によるステップラダー形式)
【4月13日(日)|FOX】
正午12:00 – 決勝(1〜4位+プレリム勝者によるステップラダー)
観戦チケット情報
観戦チケットは会場にて販売中:
1日パス:15ドル
週パス(〜金曜日まで):40ドル
テレビ放映ラウンド両日分:75ドル
まとめ
2025年PBAプレイヤーズ選手権は、若手からベテランまでの熱い戦いが続いています。中でもウィチタ州立大学出身の3選手の活躍は、大学時代の実績がプロの舞台でも通用することを証明しました。マッチプレー、そしてチャンピオンシップラウンドに向けて、彼らのさらなる躍進に注目です。