
オニールとノウルズ、激戦を制して2025 USBCマスターズのステップラダーファイナルへ進出!
栄冠への道、最終章へ
アメリカ・ミシガン州アレンパークのThunderbowl Lanesで開催されている2025 USBCマスターズは、ボウリング界屈指のメジャー大会。大会6日目の土曜日、名物アリーナ「Strobl Arena」で行われた敗者復活トーナメント(Elimination Bracket)最終ラウンドでは、ベテランのビル・オニール(ペンシルベニア州)と地元ミシガン出身のジャスティン・ノウルズが見事勝ち上がり、日曜日に行われるステップラダーファイナル進出を決めました。
約390名が出場した今大会もいよいよクライマックス。2人の躍進は、激戦を勝ち抜いた者だけに与えられる栄光の舞台へと続きます。
経験と集中力が生んだドラマ
ビル・オニール、経験が導いた勝利
オニールはこの日、まずベイリー・マヴリック(インディアナ州)との接戦を211-209で制すると、続く試合ではカナダのグラハム・ファックと対戦。終盤までリードしていたオニールでしたが、10フレームでのスペアミスにより形勢は急転。ファックに同点のチャンスを与えてしまいます。
幸いにもファックの第2投が“ハイフラッシュ8ピン”となり、わずか2点差でオニールが逃げ切りに成功。ミスを悔やみながらも、「明日は一投一投に集中したい」と気を引き締めていました。
この勝利でステップラダー3位に入り、来月にはPBA殿堂入りも控えるオニールにとって、マスターズ制覇は唯一手にしていないメジャータイトル。2009年にこの同じThunderbowlで初優勝を飾った彼が、再び頂点を目指します。
ジャスティン・ノウルズ、圧巻のパフォーマンス
一方、33歳のノウルズは、10度のPBAツアー優勝歴を誇るドム・バレット(イングランド)と対戦。第1フレームの7ピンを除き、第2〜9フレームまで連続ストライクという完璧な投球を披露し、255-199の大差で勝利。TV経験豊富なバレットを相手に、地元観客の声援を力に変えて堂々の勝利を掴みました。
「普段は静かな方なんだけど、観客の声援でテンションが上がった」と語るノウルズ。さらに、「リノでのワールドシリーズ・オブ・ボウリング期間中、一人で考える時間が多くて、改めてボウリングへの情熱が戻ってきた」と心境の変化も明かしました。
冷静な集中力と地元の後押しを武器に、ノウルズはステップラダー4位として、日曜の第1試合でオニールと激突します。
すべては日曜正午、頂点をかけた最終決戦へ
日曜正午(東部時間)からFOXで生中継される2025年USBCマスターズ ステップラダーファイナルでは、まずノウルズとオニールが第1試合で対戦。その勝者が、2位シードのアンソニー・サイモンセン(2016・2022・2023年大会覇者)と準決勝で戦います。
そして待ち構えるのは、無敗で勝ち上がり第1シードとなったゲイリー・ヘインズ(ニューヨーク州)。ヘインズは決勝で2敗しない限り敗退しないルールのもと、有利な立場から大会制覇を狙います。
■ 優勝賞金:100,000ドル
■ 勝者はメジャータイトル保持者としてボウリング史にその名を刻む
オニールにとっては悲願のマスターズ初制覇、ノウルズにとってはキャリア最大の栄光。そして、サイモンセンとヘインズはさらなる伝説への挑戦。すべてがかかった最終日、ファン必見の決戦が始まります。