ショーン・ラベリー=スパーが堂々首位発進!2025 USBCマスターズ開幕

シーズン第3のメジャー、USBCマスターズが開幕

2025年のUSBCマスターズがミシガン州アレンパークのサンダーボウル・レーンで開幕しました。この大会はプロボウリング界におけるメジャー大会の一つとして非常に高い注目を集めており、今年も全米から390人の精鋭が集結。大会初日の予選第1ラウンドでは、ショーン・ラベリー=スパーが圧巻の投球でトップに立ち、注目を集めています。

ラベリー=スパーが圧巻のスコアで首位発進

ショーン・ラベリー=スパーは5ゲームで合計1,196ピン(+196)を記録し、1ゲーム平均約240という驚異的なアベレージでスタートダッシュに成功。以下、ブラッド・ミラー(+183)、マイキー・シュラバック(+182)、地元ミシガンのトム・スモールウッドとベテランのビル・オニール(共に+173)がトップ5に続いています。

この大会では、選手たちは15ゲームの予選を行い、その後ダブルイリミネーション方式のマッチプレーへと進みます。予選は2回の「フレッシュオイル(再塗油されたレーン)」での5ゲーム、そして1回の「バーン(前の選手が使ったままのレーン)」での5ゲームと、変化するコンディションに対応する力も問われます。

現在のところ、昨年ラスベガスで圧勝したディーロン・ブッカーは予選第1ラウンドを-9で終え、151位と苦戦中。ただし、前回王者として自動的にマッチプレー進出が保証されているため、今後の巻き返しに注目が集まります。

また、メジャー大会で6大会連続で決勝進出という記録を更新中のEJタケットも+96で27位につけ、好位置をキープしています。

現在のトップ10(5ゲーム終了時点)

  1. ショーン・ラベリー=スパー:1,196(+196)

  2. ブラッド・ミラー:1,183(+183)

  3. マイキー・シュラバック:1,182(+182)

  4. トム・スモールウッド:1,173(+173)

  5. ビル・オニール:1,173(+173)

  6. ジェイク・ピーターズ:1,165(+165)

  7. マット・ルッソ:1,160(+160)

  8. ザック・クック:1,147(+147)

  9. アンソニー・サイモンセン:1,145(+145)

  10. ヴィンセント・ベラー:1,138(+138)

熱戦必至のUSBCマスターズ、決勝は日曜に生中継

予選は3月26日(水)まで続き、成績上位63名と前回王者の計64名がマッチプレーへ進出。その後は3日間にわたり、シングルスのダブルイリミネーション形式で勝ち抜き戦が行われます。

準決勝は3月29日(土)午後12時からFS1で放送され、決勝ステップラダー方式のファイナルは3月30日(日)午後12時からFOXで生中継されます。決勝では、トーナメントを無敗で勝ち上がった第1シードに対し、挑戦者は2回勝たなければ優勝できないというルールが採用されており、最後まで目が離せません。

今大会は、若手の台頭とベテラン勢の意地がぶつかり合う白熱した展開となることは間違いなし。今後の予選、そしてマッチプレーの展開に注目です。