ジェイソン・ベルモンテ、リノでPBAワールドチャンピオンシップ首位に返り咲き

PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリング(WSOB)XVIの最重要イベントである「PBAワールドチャンピオンシップ」は、ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで佳境を迎えています。木曜日、オーストラリアのスーパースター、ジェイソン・ベルモンテ選手がラウンドロビン・マッチプレー第1ラウンドを終え、首位に立ちました。

ベルモンテ選手は6勝2敗の成績で、ボーナスポイントを含めたトータルピン数は17,252ピン(+2,852)を記録。開始時点ではEJ・タケット選手に65ピン差で追う展開でしたが、このラウンドを終えると216ピン差で逆転に成功しました。

「今日はとにかくスピードコントロールが鍵でした」とベルモンテ選手。「ボールスピードをコントロールして、狙った形を作り出せれば、ポケットに正確に入れることができるんです。」

WSOB期間中、彼はスコーピオン、バイパー、カメレオン、シャークの全4大会でマッチプレーに進出。ただし決勝ラウンドに進出したのは1回のみで、そのときはタケット選手に敗れています。それでも、「勝つならこの大会」と意気込みは十分です。

2位につけているのは、前日の「PBAシャークチャンピオンシップ」で優勝したEJ・タケット選手(17,036ピン/+2,636)。彼は全4大会すべてで決勝進出を果たしており、その安定した実力を発揮しています。

また、2021年に同会場で全米オープンを制したクリス・ヴィア選手も、順位を10位から6位に上げる好調ぶりを見せています。

「一発勝負じゃない分、少し気持ちに余裕がある」とヴィア選手。「いいゲームを積み重ねれば、最後に報われると思います。」

木曜夜5時(現地時間)から、マッチプレー最終ラウンドが開催され、BowlTVでライブ配信。
終了後、上位5名が土曜日のステップラダーファイナルに進出し、12時(PT)からFOXおよびFOX Sportsアプリで生中継されます。

ラウンドロビン・マッチプレー第1ラウンド終了時点の上位16選手

(※ボーナスポイントを含むトータルピン数)

順位選手名トータルピン数(+ボーナス)
1ジェイソン・ベルモンテ17,252(+2,852)
2EJ・タケット17,036(+2,636)
3ティム・フォイ Jr.16,805(+2,405)
4ブーグ・クロル16,739(+2,339)
5イェスパー・スベンソン16,676(+2,276)
6クリス・ヴィア16,661(+2,261)
7BJ・ムーア16,633(+2,233)
8ミッチ・ヒューペ16,575(+2,175)
9カイル・トゥループ16,571(+2,171)
10アンドリュー・アンダーソン16,443(+2,043)
11トーマス・ラーセン16,438(+2,038)
12イーサン・フィオーレ16,437(+2,037)
13マット・オグル16,393(+1,993)
14ザック・ウィルキンズ16,379(+1,979)
15ダレン・オン16,361(+1,961)
16ランディン・カーネイト16,351(+1,951)


試合の詳細やライブ配信情報、最新の成績はPBA公式サイトにてご確認いただけます。土曜日の決勝戦に向けて、各選手のパフォーマンスに注目です。