
ハンラハンがPBAシャーク選手権をリード、タケットはワールド選手権の首位を維持
PBAシャーク選手権は、PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリング(WSOB)XVIの最後の標準タイトルイベントとして、ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで開催中だ。激しい戦いの中、選手たちは決勝トーナメント進出をかけて競い合っている。
ハンラハン、シャーク選手権予選で圧倒的なリード
パッキー・ハンラハンは、47フィートのシャーク・オイルパターンでの6ゲーム合計スコア1,427ピン(+227)を記録し、199人の出場選手の中でトップに立った。
ハンラハンはWSOBの前3大会では92位から105位と低迷していたが、月曜日の試合で見事に立て直した。
“毎日少しずつ修正しながら調子を上げてきた” とハンラハンは語る。 “以前の大会ではスコアのペースが非常に速かったので、今回の新しいパターンに合わせてメンタルをリセットする必要があった。シャークのレーンは左側の選手には少し優しいと感じるね。”
シャーク選手権・第1ラウンドのトップ5
1.パッキー・ハンラハン – 1,427ピン(+227)
2.アーマド・ムアズ – 1,424ピン(+224)
3.EJ・タケット – 1,417ピン(+217)
4.カム・クロウ – 1,412ピン(+212)
5.ジャスティン・ノウルズ – 1,411ピン(+211)
シャーク選手権の予選2回目は3月11日(火)に行われ、上位24名が決勝トーナメントに進出する。
タケット、PBAワールド選手権で首位をキープ
PBAワールド選手権で2連覇中のEJ・タケットは、42ゲーム終了時点で9,962ピン(+1,562)を記録し、現在首位を維持している。彼はスコーピオン、バイパー、カメレオン、シャークの各選手権のスコアを通算して、堅実なパフォーマンスを見せている。
ワールド選手権・上位5名
1.EJ・タケット – 9,962ピン(+1,562)
2.ジェイソン・ベルモンテ – 9,889ピン(+1,489)
3.ブーグ・クロル – 9,848ピン(+1,448)
4.ティム・フォイ・ジュニア – 9,776ピン(+1,376)
5.BJ・ムーア – 9,748ピン(+1,348)
全48ゲーム終了後、上位50名が16ゲームのアドバンサーラウンドに進出し、さらに上位16名がラウンドロビン方式の決勝リーグ戦に進む。最終的には3月22日のPBAワールド選手権決勝で新たなチャンピオンが決まる。
今後のスケジュール
•3月11日(火)
•午前9:00(PT) – シャーク選手権・予選第2ラウンド
•午後7:00(PT) – シャーク選手権・決勝トーナメント(ベスト・オブ・5ゲーム)
•3月12日(水)
•午後12:00(PT) – ワールド選手権・練習
•3月13日(木)~3月22日(土)
•ワールド選手権およびWSOBの各試合が実施
•3月22日(土)午後12:00(PT) – PBAワールド選手権決勝(FOXで放送)
WSOB XVIの全試合はBowlTVでライブ配信され、決勝戦はFS1およびFOXで放送予定。
PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリングXVIは、クライマックスに向けてますます激戦が予想される。果たして新たなワールドチャンピオンの座を手にするのは誰なのか。注目の戦いはまだまだ続く。