JPBAシーズントライアル2025 ウィンターシリーズ

2025年1月31日、愛知県一宮市の「アソビックスびさい」にて開催されたJPBAシーズントライアル2025 ウィンターシリーズが熱戦の末、幕を閉じました。本大会は、日本プロボウリング協会(JPBA)主催の公式戦であり、全国のプロボウラーがシーズン中の実力を競い合う重要なトライアルシリーズの一つです。

決勝戦の模様

決勝戦では8名の選手がトーナメント形式で競い合い、最終的に優勝を勝ち取ったのは入口 光司 選手(ラウンドワンジャパン)でした!

  • 優勝決定戦結果
    入口光司選手 vs 福丸哲平選手(グランドボウル)
    スコア:入口 209 – 福丸 192
    入口選手は決勝戦で安定感を見せ、福丸選手を抑えてシーズントライアル初優勝を飾りました。

最終順位

順位選手名所属賞金(円)
1位入口 光司ラウンドワンジャパン94,500
2位福丸 哲平(株)グランドボウル68,000
3位藤永 北斗N&Kco.,ltd45,300
4位吉田 文啓カニエJAPAN・アソビックス/ハイ・スポーツ社41,500
5位岩切 稔純(株)グランドボウル37,800
6位水野 耕佑岩屋キャノンボウル34,000
7位渡邊 雄也(株)グランドボウル30,200
8位羽ヶ﨑 匠海クァトロブーム/(株)ボウルスター26,400

大会のハイライト

①入口 光司選手の快進撃!

入口選手は準決勝を6位で通過し、決して有利とは言えない状況からのスタートとなりました。しかし、決勝戦では5フレームでのスプリットミスを除き、安定した投球を続け、最終的にスコア209を記録して見事優勝を果たしました。
一方の対戦相手、福丸哲平選手は序盤から思うようにスコアを伸ばせず苦戦。そんな中、入口選手はミスを最小限に抑え、確実に得点を積み重ねていきました。最後は200点を超えるスコアをマークし、堂々たる勝利を収めました。

②福丸 哲平選手の安定感

福丸選手は予選から決勝まで一貫して安定した成績を残し、トータルピン数2,716ピン(平均スコア226.33)という素晴らしい結果を記録しました。決勝戦では惜しくも敗れたものの、シーズントライアル全体を通して高いパフォーマンスを発揮し、2位入賞を果たしました。

③藤永 北斗選手の驚異的な予選スコア

藤永選手は、予選8ゲームで1,875ピン(平均スコア234.37)という驚異的なスコアを叩き出し、堂々の1位通過を果たしました。特に第2ゲームでの278点、最終ゲームでの269点は圧巻で、他の選手に大きなプレッシャーを与えました。最終的に決勝では3位に終わったものの、その実力は今後の大会でも注目されることでしょう。

④各選手のハイレベルなパフォーマンス

大会全体を通して、多くの選手が高スコアを記録しました。吉田 文啓選手の279点、日置 秀一選手の288点、木村 晃選手の279点など、随所に素晴らしい投球が見られました。これらのスコアが示す通り、トップクラスの選手たちによる緊迫した戦いが繰り広げられました。

⑤パーフェクトゲームはならずも、ハイレベルな戦い

今大会ではパーフェクトゲーム(300点)を達成した選手はいませんでしたが、複数の選手が280点台の高スコアを記録するなど、ハイレベルな戦いが展開されました。特に、藤永選手の278点、吉田選手の279点は圧巻のパフォーマンスでした。スコアが接戦となる場面も多く、どの試合も見応えのある展開となりました。

おわりに

JPBAシーズントライアル2025 ウィンターシリーズは、入口光司選手が自身初の優勝を飾り、熱戦の末に幕を閉じました。本大会では、ベテラン選手の安定した実力が光る一方で、新進気鋭の若手選手たちの躍進も見られ、全体を通してハイレベルな戦いが繰り広げられました。

今後のシーズントライアルやJPBA公式戦では、どの選手がさらなる飛躍を遂げるのか?次回の大会も注目必須です!
ボウリングファンの皆さん、引き続き熱戦を見守りましょう!