JPBAシーズントライアル2025 ウィンターシリーズ
2025年1月28日、品川プリンスホテルボウリングセンターにて開催された「JPBAシーズントライアル2025 ウィンターシリーズ」で、藤村隆史選手(57期生)が見事なパフォーマンスを発揮し、初優勝を果たしました。
大会概要
この大会は、日本プロボウリング協会(JPBA)が主催し、シーズントライアルとして毎年注目を集める一戦です。以下の形式で競技が行われました。
- 予選:94名が8ゲームを投球し、上位48名が準決勝進出。
- 準決勝:48名がさらに4ゲームを投球し、通算12ゲームの上位8名が決勝進出。
- 決勝:シュートアウト方式で勝敗を決定(1stマッチ、2ndマッチ、優勝決定戦)。
試合のハイライト
藤村選手の安定感
藤村隆史選手は、準決勝通算スコア2,881ピン(平均240.08)を記録し、2位通過で決勝進出を果たしました。決勝戦でも冷静な投球を続け、1ゲームごとの安定感が光りました。
森本健太選手のパーフェクトゲーム
決勝1stマッチでは、森本健太選手(51期生)が300点のパーフェクトゲームを達成し、会場を大いに沸かせました。これで自身10回目の公認300ゲーム達成となり、記録的な瞬間を見せてくれました。
堀ノ内智大選手も奮闘
予選トップ通過(8ゲームトータル2,002ピン、平均250.25)の堀ノ内智大選手(54期生)は、決勝でも実力を発揮し、最終的に第2位を獲得しました。また、彼は予選8ゲーム目でもパーフェクトゲームを達成しています。
最終順位と賞金
🏆 優勝:藤村隆史(57期生)
獲得賞金:175,500円
(株)コロナワールド所属の藤村選手は、決勝の優勝決定戦で堀ノ内智大選手を下し、見事シーズントライアル初優勝を果たしました。準決勝では通算スコア2,881ピン(平均240.08)で2位通過、決勝では安定した投球を見せ、栄冠を手にしました。今後のさらなる活躍が期待されます。
🥈 準優勝:堀ノ内智大(54期生)
獲得賞金:126,300円
(株)StarLike/アイビーボウル越谷所属の堀ノ内選手は、予選から圧倒的なスコアを記録し、トップ通過。準決勝も通算スコア2,968ピン(平均247.33)で1位通過するなど、実力を存分に発揮しました。予選8ゲーム目では300点のパーフェクトゲームを達成するなど、大会を大いに盛り上げました。惜しくも藤村選手に敗れたものの、堂々の準優勝となりました。
🥉 第3位:渡邉航明(49期生)
獲得賞金:84,200円
新小岩サニーボウル/ハイ・スポーツ社/さくら所属の渡邉選手は、準決勝で通算スコア2,810ピン(平均234.16)を記録し3位通過。決勝では接戦を繰り広げましたが、最終的に3位に終わりました。それでも、全体を通じて高いアベレージを維持し、安定した実力を証明しました。
第4位:山本勲(44期生)
獲得賞金:77,200円
ABS所属の山本選手は、準決勝で通算スコア2,801ピン(平均233.41)を記録し、4位通過。決勝では惜しくも上位進出はならなかったものの、シーズントライアルでの確かな存在感を示しました。今後の大会でのさらなる飛躍が期待されます。
第5位:森本健太(51期生)
獲得賞金:70,200円
蒲田イモンボウル/ハイ・スポーツ社所属の森本選手は、決勝1stマッチで自身10回目の公認パーフェクトゲームを達成し、会場を大いに沸かせました。最終的には第5位となりましたが、見事なプレーで観客を魅了しました。
第6位:斉藤征哉(47期生)
獲得賞金:63,100円
江の島ボウリングセンター所属の斉藤選手は、準決勝で4ゲーム中3ゲームを240点以上でまとめ、通算スコア2,794ピン(平均232.83)を記録しました。安定した投球で上位に食い込み、第6位となりました。
第7位:工藤貴志(42期生)
獲得賞金:56,100円
横田空軍基地ともだちレーンズ/サンブリッジ所属の工藤選手は、準決勝で通算スコア2,785ピン(平均232.08)を記録し、決勝へ進出。トップレベルの戦いの中で健闘し、第7位となりました。
第8位:小原照之(32期生)
獲得賞金:49,100円
スターレーン所属の小原選手は、準決勝で通算スコア2,742ピン(平均228.50)を記録し、決勝へ進出。シュートアウト1stマッチで惜しくも敗れましたが、確かな実力を示しました。
結論
今回の大会は、各選手の見事な技術と精神力が光る熱戦でした。特に、藤村選手の初優勝は彼の努力と成長を象徴するものであり、ファンにとっても感動的な瞬間でした。シーズントライアルは今後もプロボウラーたちの進化を見守る場として注目されることでしょう。
次回の大会も期待が高まります!