2025年全米オープン予選通過者決定!マクニールがトップで突破

2025年全米オープン(Go Bowling! 主催)の出場枠をかけた予選大会(PTQ)が、インディアナ州インディアナポリスのロイヤルピンウッドランドで開催され、108名の出場者リストが確定しました。

トーマス・マクニール、堂々のトップ通過

ワシントン州スノホミッシュ出身のトーマス・マクニール選手(元ジュニアチームUSAのメンバー3回選出)が、8ゲームで合計1,741ピン(平均217.6ピン)を記録し、90人が参加したPTQでトップの座を獲得しました。
マクニール選手のスコアは以下の通りです:
232、219、228、255、220、214、174、199。

この結果、マクニール選手を含む上位5名が本大会への出場権を獲得しました。ほかの4名は以下の通りです:

  • ランドン・ジョーダン(イリノイ州サイカモア):1,714ピン
  • ダラス・レオン(ネバダ州ラスベガス):1,673ピン
  • フランク・スノッドグラス(ミシガン州オーバーンヒルズ):1,668ピン
  • デイビッド・ノースハウス(ミシガン州バイロンセンター):1,661ピン

激戦を制したマクニールの戦略

今回のPTQでは、最後の出場枠をめぐる熾烈な争いが展開され、5位通過のデイビッド・ノースハウス選手と僅か1ピン差で敗れた選手もいるほどでした。しかし、マクニール選手は安定したプレーを続け、特に最初の6ゲームでは平均230ピン近くを記録し、序盤からリーダーボードの上位を確保しました。

「今日のオイルパターン(41フィートのPTQ仕様)は非常に難しいと思っていましたが、最初のゲームがいいスタートになりました」とマクニール選手はコメント。「早めに自分のラインを見つけてからは、ほとんどポジションを変える必要もなく投げられました」と語っています。

全米オープン本大会の見どころ

本大会では、プロボウリング協会(PBA)のメジャータイトル、優勝賞金10万ドル、そして名誉ある「グリーンジャケット」を目指して、107名の他の競技者たちと熱戦を繰り広げることになります。

スケジュール

  • 1月27日(月):公式練習(午前9時~午後7時30分、東部標準時)
  • 1月28日(火):予選開始(A・B・C各スカッドが異なる時間帯で8ゲームずつ実施)
  • 1月30日(木):予選終了後、上位24名がラウンドロビン形式の試合へ進出

試合は4種類の異なるオイルパターンが採用され、これらの攻略が勝利の鍵を握ると予想されています。

注目選手

  • カイル・トループ(2024年優勝者):2連覇を目指す挑戦
  • EJタケット(2023年優勝者):リベンジを狙うベテラン

また、過去のPBAメジャー優勝者や国際的なチーム代表選手も多数参加しており、世界最高峰のボウリング技術が見られる大会となるでしょう。

まとめ

2025年全米オープンは、アメリカボウリング会議(USBC)とボウリング経営者協会(BPAA)の共同開催により進行され、賞金総額は27万5,000ドルを超える大規模なイベントです。
注目のトーマス・マクニール選手がこの大会でどこまで勝ち進むのか、また激戦の末に誰がグリーンジャケットを手にするのか、全ボウリングファンが注目しています!