2025 International Bowling Federation World Cup – Day 8

アメリカ女子が初の金メダル、男子は銅メダルを獲得

2025年1月に香港のクイーンエリザベススタジアムで開催されたIBFワールドカップにおいて、アメリカ代表が女子団体戦で初の金メダルを獲得しました。また、男子団体戦でも銅メダルを獲得するなど、歴史的な成果を収めました。特に女子チームの勝利は、ワールドカップでの団体戦が2022年に導入されて以来、初の快挙です。今回はその詳細をお伝えします。

女子団体戦:歴史的な初優勝

アメリカ女子チーム(ブライアンナ・コテ、ジリアン・マーティン、シャノン・プルハウスキー、ローレン・ルッソ)は、予選3位からスタート。準決勝ではシンガポールを3-1で下し、決勝進出を果たしました。

決勝ではトップシードのマレーシアと対戦。3ゲーム形式で行われた試合は接戦となり、アメリカは第1ゲームを214-195で先取。第2ゲームを落としたものの、第3ゲームを198-176で勝利し、栄光の金メダルを手にしました。

この勝利について、最年長のプルハウスキー選手(42歳)は「チーム全体で楽しい時間を過ごしながら集中力を保つことができた。ワールドカップチャンピオンになれて素晴らしい気分だ」とコメント。最年少のマーティン選手(20歳)も「夢が叶った。素晴らしいチームメイトとともに成し遂げられたことが何より嬉しい」と感動を語りました。

男子団体戦:惜しくも銅メダル

男子チーム(パッキー・ハナハン、クリストファー・プラザー、マット・ルッソ、クリス・ビア)は予選を1位で通過。準々決勝でタイとペルーを破り、順調に進んでいました。しかし、準決勝でプエルトリコに1-3で敗れ、銅メダルに留まりました。

プラザー選手は「結果には満足しているが、惜しい部分もあった。チームとしては非常に良いパフォーマンスを見せることができた」とコメントし、次回の挑戦への意欲を示しました。

メダル一覧

  • 女子団体戦
    • 金:アメリカ
    • 銀:マレーシア
    • 銅:マカオ、シンガポール
  • 男子団体戦
    • 金:マレーシア
    • 銀:プエルトリコ
    • 銅:アメリカ、クウェート

おわりに

アメリカチームは男女ともに素晴らしい成果を収め、特に女子団体戦では歴史的な勝利を達成しました。選手たちのコメントからも、試合を通じて得た団結力や経験の重要性がうかがえます。次回のワールドカップではさらに大きな成果が期待されます。