ＪＰＢＡシーズントライアル２０２３サマーシリーズ　【B会場】

2023年7月12日、神奈川県川崎市の「川崎グランドボウル」で行われたJPBAシーズントライアル2023 サマーシリーズが盛況のうちに終了しました。本大会は日本プロボウリング協会（JPBA）主催で行われ、プロボウラーたちが熱戦を繰り広げました。

試合の概要

大会は予選、準決勝、決勝の3段階で行われました。予選では60名が8ゲームを投球し、上位30名が準決勝へ進出。準決勝では30名が4ゲームを投球し、通算12ゲームの上位8名が決勝進出を果たしました。決勝はシュートアウト方式で行われ、熱い1対1の対決が繰り広げられました。

優勝者と成績

今大会の優勝者は、髙田浩規選手（株式会社コロナワールド所属）。長年の経験と卓越した技術を生かし、決勝でも圧倒的な実力を発揮しました。髙田選手は予選から安定した成績をキープし、シュートアウト方式の決勝でもプレッシャーに動じることなく勝利を収めました。この勝利により、髙田選手は賞金121,800円を獲得するとともに、シーズントライアルでの通算2勝目を飾りました。

2位：山下昌吾選手（タチバナボウル所属）
山下選手は、準決勝までは上位を追いかける展開が続きましたが、決勝では鋭い投球が光り、2位という結果を収めました。シュートアウト方式の2ndマッチでは、他の選手を圧倒する得点をマークし、優勝決定戦に駒を進めましたが、髙田選手の粘り強いプレイにあと一歩及びませんでした。それでも、今回の活躍は観客から大きな称賛を受けました。

3位：山本勲選手（ABS所属）
山本選手は、予選から安定したプレイで通過し、準決勝でも上位をキープ。しかし決勝では惜しくも3位という結果に終わりました。それでも、長年培った技術と経験が随所に見られ、観客を沸かせました。

特筆すべきハイライト

注目の松田力也選手は予選第3ゲームで、自身初となるパーフェクトゲーム（300点）を達成。この記録は大会の大きな見どころとなり、特別賞金1万円が贈られました。また、準決勝から決勝にかけてのシュートアウト形式の試合は、各選手の緊張感あるプレイが観客を魅了しました。

おわりに

JPBAシーズントライアル2023サマーシリーズは、プロボウリング界の実力者たちが集い、その技術と集中力を競い合う場として大きな盛り上がりを見せました。特に髙田浩規選手の優勝と松田力也選手のパーフェクトゲームは大会を象徴する結果でした。次回大会にも期待が高まります。