スペック
- Color: Magenta/Black/Green
- Coverstock: S77 Response Solid
- Weight Block: Meditate Symmetric
- Factory Finish: 3000 Grit Abralon
- Flare Potential: High
- Radius of Gyration (RG): 16lbs – 2.48; 15lbs – 2.49; 14lbs – 2.50
- Differential (Diff): 16lbs – 0.051; 15lbs – 0.051; 14lbs – 0.051
ボール評価
Stroker | Tweener | Cranker | |
Oily | 9.8 | 9.8 | 9.8 |
Medium | 9.0 | 8.0 | 6.0 |
Dry | NA | NA | NA |
Sport | 8.0 | 8.0 | 8.5 |
スポンサーリンク
ボウリング神話を壊せ パート3&4 ボウリングディスマンス翻訳シリーズ強み・弱み・総評
- 全体的なフック感とダウンレーンでの連続性がZen Masterの大きなセールスポイントです。ヘビーなオイルのレーンならばほとんどのパターンに適合しますが、最高の反応を得るためにはレーン手前にオイルが必要です。
- 3000 Abraon仕上げと強いコアのため、ドライなレーンでの使用には限界があります。また、ゲーム数が増えてくると手前のオイルが削り取られてしまうことがあります。
- Zen Masterは、非常に人気の高いZenの待望の後継モデルです。カバーストックとボックス・フィニッシュの変更により、バックエンドでの力強い動きを生み出し、オイルが多いレーンコンディションにとても適しています。
ボール評価(アメリカンボウリングサービス)
2020年12月に発売されたZENは新開発の対称コアとS77 Response Pearlカバーストックの組み合わせで、初めての銘柄ながらもジワジワと人気があがり、気が付けば供給量が足らない事態になりました。
この時期から900GLOBALの生産拠点がサンアントニオ工場からユタ工場に移り、さらなるエッセンスをボールパフォーマンスに加えることができたことで、日本のみならず世界的なシェアでもこれから900GLOBALの評価はさらなる高みへと昇ることでしょう。
今回発売するZEN MASTERは、コアはそのままのMeditate Symmetricコア、カバーストックがS77 Response PearlカバーストックからS77 Response Solidカバーストックに変更されたことで、初代ZENにはなかった性能が導きだされました。
私のZENのイメージは中盤から強いトルクがかかり、しっかり軸移動するボールであり、リアクション的に派手さはないが堅実なラインを取れる実用性の高いボールの印象でした。
しかし今回SolidカバーでリニューアルされたZEN MASTERは、Solidカバーながら後半に角度のあるリアクションを伴うものに変更され、同じ領域でありながらPearl素材とSolid素材の今までの認識を変更させられるものとなる印象を持ちました。
まずSolidならではのキャッチは強く、オイルに対しての許容範囲はZEN(Pearl)よりもはるかに上回ります。しかしバックエンドの動きはZENよりもZEN MASTERはのほうが明らかにシャープさとアグレッシブさを感じます。3000アブラロン仕上げでDull過ぎない加工とのマッチングだと思いますが、ブレーキ感の無駄のなさがピンヒットまでのパワーに変換されていて、非常にアグレッシブにボールが運動しているのが見て取れます。
Solid=動きが緩慢とか出し戻しのラインが取り辛いなどの従来の認識はZEN MASTERには当てはまりません。
900GLOBALのシリーズの中で差があったREALITYとZENの間に入るスペックですので、ぜひご検討ください。
徳江和則
メーカー・代理店リンク
YouTube 動画
メーカー
海外
スポンサーリンク
「ナーヴ」目指せ!合計-8cm美脚体験【エルセーヌ】 脚がやせにくい原因にアプローチ!血行不良・冷え・筋力低下をケア![70分フルコース]
国内
優勝者
2021.12.18
姫路 麗 「HANDACUP」・第53回全日本女子プロボウリング選手権大会 優勝
900 Global Zen Master 使用
トータルフック比較

バックエンド比較
