スペック
- Color: Navy/Gold Pearl
- Coverstock: Infusion MVP Pearl Reactive
- Weight Block: Oblivion
- Factory Finish: 5500 Grit LSP
- Flare Potential: 5″+
- Radius of Gyration (RG): 16lbs – 2.53; 15lbs – 2.53; 14lbs – 2.54
- Differential (Diff): 16lbs – 0.040; 15lbs – 0.047; 14lbs – 0.048
ボール評価
Stroker | Tweener | Cranker | |
Oily | 7.0 | 8.0 | 8.5 |
Medium | 9.0 | 9.0 | 9.5 |
Dry | NA | NA | NA |
Sport | 6.0 | 7.0 | 7.0 |
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L.A.S.E.R.ボウリング調整術 パート1: ボール着地点とアングル: ARSEを活かすために ボウリングディスマンス翻訳シリーズ
強み・弱み・総評
- Ripcord Velocityは優れたバックエンドモーションと強いブレークポイントシェイプを備えています。ミディアムオイルやブレクダウンコンディションで広いアングルをとることができます。
- このボールはストレートな角度ラインでプレーするのには向いていません。左から右に出して投げることが苦手なボウラーには、レーン先でのブレークポイントをコントロール(イメージ)することができないかもしれません。
- Ripcord VelocityはMotivのリップコード・ラインの中でポリッシュされたパールボールです。このボールはミディアムからヘビーオイルコンディションでのギャップを埋めると同時に、適度な長さと強いバックエンドの動きを提供します。
ボール評価(アメリカンボウリングサービス)
2019年7月に発売されたRIPCORD。Infusion PearlリアクティブにOblivionコアの組み合わせで、走る・切れるを開発コンセプトにミディアムコンディションを中心にメリハリ感のあるリアクションが定評でした。
今回発売するPIRCORD VELOCITYは同じInfusionカバーでもMVPという新たな添加剤を加え、初代RIPCORDのイメージは損なわずに走りの中にオイルに対しての安定感を加え、バックエンドの動きはそのまま活かす性能で仕上がってきました。
RIPCORDとRIPCORD VELOCITYとの違いはカバーストックだけですが、比較投球してみるとRIPCORD VELOCITYの方が同じラインでブレーキが早めにかかっているのが感じ取れます。しなやかに丸く切れるイメージの初代RIPCORDに対してブレーキ・止まる・切れるというイメージが感じ取れ、これが新たに添加されたMVPカバーの特性ではないかと思います。
対応コンディションはミディアムからミディアムライトが中心ですので、オイルを感じすぎて減速が効かない場合や曲がり幅が足らない場合などは対応コンディションを超えているようです。一方、向きの変わるところが合ってくると、切れ幅は益々大きくなり、出し戻しの幅も大きくできます。
向きの変わるところがあれば反応の良い戻し幅の広いボールは前作RIPCORDそのものであり、ターゲットであるミディアムから下の領域ではかなり攻撃的にラインを攻めることができるのもRIPCORD VELOCITYの良いところだと思います。オイルが薄いコンディションや削られてきたコンディションでは、中目のラインでやや外に向けるラインが多くなることと思います。その時走り加減と入射角の強さは点数を導き出す非常に重要な要素になります。
必要な場面に合わせて必要なボールを使う。奥でもうひと動き欲しいと思った時、RIPCORD VELOCITYの出番です。
徳江和則
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